どうも、ゆゆです。
今回はハイファンタジー系のおすすめ紹介です。
なろう作品だと現実系の人物が出てこない作品がこれに属しているので、現地主人公とも呼ばれていますよね。
異世界転移や異世界転生などに飽きてたり、ファンタジーの世界にどっぷり漬かりたいという人向けなジャンルなので、
該当する人はぜひ読んでみてください。
アルヴェスク年代記
作者 | 新月 乙夜 |
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完結or連載中 | 完結 |
書籍化 | 無し |
あらすじ | ユーラクロネ、という大陸がある。その大陸の中央から西よりに、〈アルヴェスク皇国〉と言う国が存在する。その版図は実に344州。大陸随一の大国である。 その大国で、賢君と謳われた皇王レイスフォールが崩御した。そして彼の死をきっかけに、皇国は内乱に陥る。そしてその内乱の中で頭角を現した三人の若者は、やがて皇国の未来に大きく関わっていくことになる。 |
感想/レビュー
カルノー、エルストロキア、ライシュハルトの三人の若者がメインの登場人物。
カルノーは侯爵家のいち家臣
エルストロキアは公爵家の嫡男
ライシュハルトは辺境伯の娘と結婚して辺境伯の跡継ぎに
身分がバラバラな三人ですが、学生時代に知り合った学友であり卒業後も繋がりを持ちます。
話は学院卒業後に起きた皇王の崩御から始まり、それぞれの立場から国に関わっていくのですが、話が進んでいくと色々展開があり、読んでて飽きなかったです。
作中では魔法などは出てこなく、どちらかというと空想の戦記物になるかと思います。
あと話は三人称ですが、三人の視点で話が進んでいくので群像劇です。
小説家になろうで読む→ アルヴェスク年代記
独りが好きな回復職
作者 | 昼熊 |
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完結or連載中 | 完結 |
書籍化 | 無し |
あらすじ | 死の峡谷と呼ばれる魔境に一人の聖職者がいた。 聖職者は回復要員として重要視され、冒険者パーティーからの誘いも多い後衛職である。 だが、彼は独りを貫き、誰とも組もうとはしない。 後衛職でありながら巨大なメイスを振り回し、死の峡谷に居座る彼にはいくつもの呼び名がつけられていた。 『死者の聖者』『暗黒のひきこもり』『一人を極めしもの』 今日も彼は死の峡谷で狩りを続ける。 |
感想/レビュー
主人公が殴り神官系の物語です。殴りも強いですが、ちゃんと神官としての魔法も使えます。
初級の魔法しか使えないけど威力は「今のはメラゾーマではない、メラだ」的な。
これだけだとただの俺TUEEE作品じゃんと思いますが、その通りです。
ただ、よくある俺TUEEEとは違ってゼロから急に力を得て無双しているというような嫌味っぽさは無く、ちゃんと強さに理由がある為、すんなり読めるかと思います。
あと注意する点がひとつあるのですが、この作品とリンクした作品があり、読む順番を間違えるととてもつまらなく感じる可能性があります。
出来れば今作を最初に読んで、そのあとに「自分が異世界に転移するなら」と「物理特化の回復職」を読むことをおススメします。
小説家になろうで読む→ 独りが好きな回復職
うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない 。
作者 | CHIROLU |
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完結or連載中 | 完結 |
書籍化 | 有り |
あらすじ | 彼は、ひとりの少女と出会った。--罪人の烙印を押された幼い少女。それが全てのはじまりだった-- 「やべぇ、うちの娘可愛い」そんな親バカ保護者と養い子になった二人が、別の関係になって、更にその関係が変化するまでのお話。 |
感想/レビュー
娘のラティナが死ぬほど可愛いです。主人公のデイルが親バカになるのもしょうがないくらいに可愛い。
ラティナの過去の話など暗いシーンやシリアスなシーンは出てきますが、ハッピーエンドになります。
どんな困難もデイルがそれら全て吹っ飛ばす勢いでラティナの為に頑張り、親バカ超えてモンスターペアレンツになり、周りの住人もラティナとデイルを支えてたり、優しい世界で包まれています。
とにかくラティナが可愛いので、読んでてデレデレすることは間違いないです。
小説家になろうで読む→ うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない 。
冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた
作者 | 門司柿家 |
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完結or連載中 | 連載中 |
書籍化 | 有り |
あらすじ | 駆け出し冒険者の頃に片足を失い、故郷のド田舎に引っ込んで、薬草を集めたり魔獣や野獣を退治したり、畑仕事を手伝ったり、冒険者だか便利屋だか分からないような生活をしていた主人公。気が付けば三十も間近。 そんな時、薬草取りで入った山の中で捨て子を見つける。放っておくわけにもいかずに拾って育て、気づけば四十も間近。 父の背中を見て育ったせいか、すっかり大きくなった娘も冒険者になりたいと言う。自衛の為に小さな時から剣は教えていたが、確かに筋は悪くない。こんな田舎で燻らせているのも可哀想だ、と主人公は娘に都の冒険者ギルドへ向かわせる。 晴れて冒険者になった娘。 そんなこんなで五年、四十を超えた主人公は相変わらず田舎の冒険者モドキ。だが娘はギルドでも有数のSランク冒険者になっていて中々帰って来ず……。 「一体わたしはいつになったらお父さんに会えるんだ……!」 |
感想/レビュー
父親ベルグリフ、娘アンジェリンの物語。
主人公は父親ですが、序盤はどちらかというと娘メインで話が進み、途中から父親メインになる感じです。
ベルグリフは田舎に引っ込んでいるので父親メインだと話が広がらないのかなーと思いきや、娘が割とぶっ飛んでるので若干巻き込まれる形で話は盛り上がっていきます。
あと娘が超ファザコン。
小説家になろうで読む→ 冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた
死霊術師の人型兵器研究日誌
作者 | 梅上 |
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完結or連載中 | 完結 |
書籍化 | 無し |
あらすじ | カルロス・アルニカは代々続く死霊術師の家に生まれた。だが辛気臭い、見た目がグロイ、そもそも使えない魔法と揶揄される死霊術を嫌った彼は王立魔法学院への進学を機に、対龍人型兵器――魔導機士の研究に傾倒していた。 既に失われてしまった魔導機士の製造技術。それを再び取り戻すべく毒舌美少女な公爵家令嬢の相棒と二人研究を続ける。そんな中、研究成果も相棒もすべて奪われた。最後に残った己だけで、カルロスは奪われたものを取り戻す戦いに身を投じる。そして戦いの中、死霊術が魔導機士の製造に深く関わっていることを知る。 |
感想/レビュー
ハイファンタジーだけどロボット物。ロボットというかどちらかと言えばエヴァ系。
戦闘シーンは魔導機士メインなので、迫力のある戦闘が見物です。また、ライバルや敵対する魔導機士も強くて主人公無双は無く、拮抗した戦いはハラハラドキドキします。
一風変わった設定なので、ただのファンタジーに飽きた人やロボット物が好きな人にはおススメです。
小説家になろうで読む→ 死霊術師の人型兵器研究日誌