小説家になろう

【内政系】読み専歴9年がおススメするなろう作品10選

ゆゆ
ゆゆ
何気に三国志とかシムシティ好きです

どうも、ゆゆです。

なろう作品で内政系っていうとほぼ異世界転生して内政チートって作品が多いですが、今回紹介するのもだいたいそれ系です(笑)
王道?な内政チートから勘違い系、国レベルの内政から町や村レベルの内政など色々ピックアップしてみましたので、未読のものがあれば是非読んでみてください。

フシノカミ

作者 雨川水海
完結or連載中 連載中
書籍化 あり
あらすじ 前世らしき記憶を持つ少年アッシュは、決意した。記憶にある便利な生活を、今世に取り戻そう。
辺境のド田舎、何の地位も財産もない農民の倅に、そんなことが果たしてできるか。
少年は笑った。まず、無理だろう。だが、笑った。
どうせこれ以上ないほど絶望的な今世だ。精一杯夢を見て、全力で追いかけて、思い切り前のめりにくたばってやろうではないか。これは、文字を覚えるところから始めた少年が、田舎の寒村を仰天させ、辺境の領都を発展させ、王国を震撼させ、世界を変革する記録。
後世に伝説として語られる、文明復旧の物語である。

感想/レビュー
主人公が知識を披露する、または行動することで良くなっていく王道な内政系の話です。
序盤の展開はちょっと無理を感じましたが読み進めていくとどんどん発展していく様子が面白く爽快感があります。
基本的に周りが主人公SUGEEEと持ち上げる傾向が高いので、そういった部分が好きじゃない人にはちょっとおススメじゃないかもしれないです。

小説家になろうで読む→ フシノカミ


詐欺師的異世界生活~詐欺の技術で世界一の商人を目指します~

作者 叶ルル
完結or連載中 連載中
書籍化 無し
あらすじ 凄腕の詐欺師だったツカサは、ヤクザの金を狙った末に追われる身になった。さんざん逃げ回って金が尽きた頃、崖に追い詰められて海に飛び込む。そして流れ着いた先は、なんと異世界だった。

日本での失敗と後悔を胸に、流れ着いた先で新しい生活を始める。居候先は、すぐにでも潰れそうな小さな商店。その店を立て直すべく、詐欺師の経験や技術を使って商人になる。

時には真っ当な営業技術を使って物を売り、時には詐欺師の技術を使って他人を説得する。そして居候先の商店を乗っ取り、店を繁盛させるために奮闘するのだった。

目指すは世界一の大商人。真面目に働く紳士な詐欺師は、異世界の大商人に太刀打ちできるのか。元詐欺師による異世界ビジネスコメディが、今始まる……。

感想/レビュー
詐欺的な手法ってよりはわりとよく聞く現代のビジネス系の手法が出てくるので、小売業などをやってる人とかだと、「あー、あるある」みたいな共感がちょいちょい出てくるかと思います。
話は街の中で自分のいる商店を中心に進んでいくので、産業革命!とか、これをやることで国が変わる…っ!!みたいな大仰なチート展開にはならないです。むしろそれをやるのは敵の方。
話が進んでいくと少しずつ隣町に出て行ったり、ライバルというか敵みたいな存在は出てくるので、小さな商店内でこじんまりと売り上げが上げるだけみたいな淡々とした状況にはならないので飽きは来ない思います。

理想のヒモ生活

作者 渡辺 恒彦
完結or連載中 連載中
書籍化 あり。
あらすじ 月平均残業時間150時間オーバーの半ブラック企業に勤める山井善治郎は、気がつくと異世界に召喚されていた。善治郎を召喚したのは、善治郎の好みストライクど真ん中な、褐色の爆乳美女。「ようこそ、婿殿」と、いきなり結婚を申し込む、異世界の女王様に善治郎の出した結論は……。

感想/レビュー
なろうでも結構初期の頃の作品で知ってる人は多いのでは?書籍化もされましたし。
清々しいほどある種男の理想なタイトルですが、結構内政チートな話です。
本作は異世界に召喚された後に一度だけ元の世界に戻るのですが、その際に現代のアイテムを多数持ち込んで再召喚されるので、それをもとに色々話が進みます。
ヒロインの褐色爆乳美女アウラとは仲の良い夫婦って感じで、個人的には読んでて嫌味も感じないので読みやすいです。

小説家になろうで読む→ 理想のヒモ生活


異世界で 上前はねて 生きていく (詠み人知らず) 〜再生魔法使いのゆるふわ人材派遣生活〜

作者 波動ケンシロウ
完結or連載中 連載中
書籍化 あり
あらすじ 社畜として過労死して異世界転生した男が、働きたくないから奴隷を買って働かせる話です。

チートな再生魔法で安い女奴隷たちを治して、冒険者や日雇い労働をやらせます。

夢は稼いで建てた自分の劇場で、1日中舞台を見て怠惰に過ごすこと。

ハーレムありません。

感想/レビュー
あらすじ通り、ハーレムは無いけどめっちゃ女の子出てきます。だって女奴隷を買ってるんですもの。基本的にコメディな雰囲気が漂う感じなので、クスっとする部分もあり読みやすいかと思います。
ヒロインがヒロインって呼んでいいの?って感じのお強いお姉様なので、年上好きは是非読むべきだと思います。


とある貴族の開拓日誌

作者 かぱぱん
完結or連載中 連載中
書籍化 無し
あらすじ とある貴族が、時に挫け、時に奮い立ち、なんやかんやしながら自分の領地を開拓するお話し。
現在三章。序章は生い立ちです。一章は準備しました。二章は町をたくさん造りました。三章は領地を旅します。←イマココ

感想/レビュー
異世界転生系で貴族の家に生まれた主人公が領地を開拓する話です。
一人称で話が進んでいくのですが、最初はちょっと現代人らしくノリが軽く感じるのが、だんだんと話が重く感じるにつれてちょっと主人公の雰囲気も変わっていきます。
領地開拓で関わる人間模様も色々展開されて、少し群像劇な部分もあります。
個人的には凄い好きな作品で何回も読み直してます(笑)

小説家になろうで読む→ とある貴族の開拓日誌

サカナじゃないけど出世魚

作者 大橋和代
完結or連載中 連載中
書籍化 無し
あらすじ 「鷹原国黒田城詰め、雑兵小物格、一郎!」
■気が付けば、大名が国を治め、侍が魔物退治をして、神主さんが魔法を使う和風の異世界『大倭』に飛ばされていた俺、松浦一郎。こっちに来てから何故かやたらに力が出せるようになって、小鬼や浪人者なら一ひねり! ある時、都のお姫様を助けたことがきっかけで、波瀾万丈の出世街道を進むことになってしまったのだが……これはもう、覚悟を決めて突っ走るしかない!
■天龍・魔妖・土地神様、公家に忍者にお姫様、何でもありのなんちゃって似非和風成り上がりファンタジー、はじまります!

感想/レビュー
なろうではちょっと珍しい和風ファンタジー系です。また、内政チートってよりは肉体チートより。
内政部分は出世をして土地持ちになってからですが、金無い人無いで苦労をしつつも少しずつ改善して発展していくのを見るのは気持ち良かったです。
個人的には最近あまり更新されていないのがちょっとネック。ここからどんどん面白くなってくるんだから更新はよ…

小説家になろうで読む→ サカナじゃないけど出世魚

お人好しが異世界で一旗揚げますん

作者 もぎ すず
完結or連載中 完結
書籍化 あり
あらすじ コツコツとこれまで真面目に生きてきた土宮正司(つちみやただし)は、その優しい性格から損も得もしてきた。

ある日、タンスの中から異世界に落っこちてしまうも、そこは正司の好きなスキル制の世界。
ただし、スキルを得るのも上げるのもクエストをこなさねばならないという、ちょっと変わった仕様。

コツコツとクエストをこなし、多くのスキルを取得してのんびり暮らしたいと思うものの、そのクエストを受け続けると、いつの間にやら有名に?

正司は異世界で人と出会い、人の願いを叶えていく。その過程で自分のなすべきことを見つけるようになるのだが、そのなすべきこととは?

正司は異世界で一旗揚げるのか、揚げないのか。

それはもちろん、揚げま……すん。

感想/レビュー
魔法チートで内政していく系の作品です。
設定がちょっと面白く、ネトゲのお使いクエストのようにお題が出されてそれを解決することで結果発展していく感じです。クエスト解決に向かって主人公は邁進していくのですが、チートな魔法と主人公の勘違いで周りがガンガン振り回されていくコメディ要素があり、特にダレることもなく最後まで楽しめる作品です。

小説家になろうで読む→ お人好しが異世界で一旗揚げますん


精霊達の楽園と理想の異世界生活

作者 たむたむ
完結or連載中 連載中
書籍化 あり
あらすじ
スーパーから出るとそこは荒野だった。おそらくチートな開拓ツールと、精霊との高い親和性を武器に、開拓。冒険。理想の住居。楽しい異世界生活を目指して頑張ります。

感想/レビュー
何もない荒野で精霊と出会い、一緒に街を作っていく話です。
最初は風精霊ですが、その後も続々といろんな属性の精霊たちが集まり賑やかに開拓していきます。とりあえず風精霊の幼女がとても可愛いです。
主人公と精霊とのやり取りはとても楽しいですが、個人的には対人間とのやり取りはちょいと不快に感じる部分があったので、人によってはそこで読むのを辞める人も出るかもしれないです。

小説家になろうで読む→ 精霊達の楽園と理想の異世界生活


領主を継いだので好き勝手やってみた

作者 堀江ヒロ
完結or連載中 完結
書籍化 無し
あらすじ 親父が死んだので領主を継ぐことになった。オレが継いだからには好き勝手やってやるぜ! 目指すは美味い物を食って毎日グータラする生活!!
領主は自分の思った通り好き勝手やっているつもりが、周りの人たちには名君と思われてしまう。勘違いコメディ。

感想/レビュー
終始勘違いコメディな内政系の作品です。
主人公は特に考えず思いつきで色々やっていくのですが、それがうまいことハマっていくのは読んでて面白いです。
話は主人公視点と登場人物の視点がセットになってて、主人公の方で話が進んだあとに登場人物の視点で軽く振り返るといった1粒で2度美味しいみたいな更新の仕方になっています。

小説家になろうで読む→ 領主を継いだので好き勝手やってみた

詰みかけ転生領主の改革(旧:詰みかけ転生領主の奮闘記)

作者 氷純
完結or連載中 完結
書籍化 あり
あらすじ 享年29歳の男――人生をドロップアウトするには早すぎる死だったが、気が付けば領地を持つ上級貴族の息子、ソラ・クラインセルトとして転生していた。
――主人公の両親が統治する場所は、賄賂に横領、重税、領主軍を使っての領民拉致&奴隷化etc……。
眼前に広がるのは、豚領主(父親)によって破滅寸前まで追い込まれた“詰みかけ領地”!
ソラ・クラインセルトはこの状況を巻き返せるのか!?
まさかの二歳児が挑む、領地改革ファンタジー登場。

感想/レビュー
これも結構古い作品で、確か当時は2歳児(笑)みたいな作品のあだ名をつけられてた気がします。そりゃ2歳で内政チートしてたらそうなるわな。
確かに最初はちょっと無理を感じる設定だなと思いましたが、話が進んでいくとこれが面白い。主人公が歳を重ねるごとに2歳チートの影は薄くなり領地開拓されていくのも無理なく読めていきますし、終盤に主人公がとある登場するシーンがあるのですがそれが格好良い。僕は惚れました(笑)